2012年度札幌大通り公園夏花壇

「さる・びあ・がーでん」

(組合長賞受賞)


 今年のテーマは「さる・びあ・がーでん」です。
その名の通り「猿がビアガーデンでビールを飲んでいる」とういイメージで考えました。が、大通り公園はそのまま本当にビアガーデンになってしまうので、ちょっとひねって「猿といえば温泉・・」ということで、温泉でビールを飲みながら宴会をやっている雰囲気を表現することにしました。
実はここに至るまでにも物語があります。猿たちが一生懸命温泉を掘り、温泉をせき止めるための丸太を置き、源泉かけ流しの石を組んで、出来上がった温泉に浸かって「カンパーイ!」とお祝いの宴を行っているという物語です。
 花は当然サルビア系のものをたくさん使っています。一般的にサルビアと呼ばれているもの(赤・白)、ホルミナム(ピンク・白・青)、コクネシア(赤・白・青)、ブルーサルビア、チェリーセージとサルビア種と呼ばれる花を半分以上使い、源泉かけ流しの岩を流れる湯の表現にはイソトマ、アゲラタム(白)、ダスティミラーを使用しました。
サル達が浸かっている温泉はアゲラタム(青)とロベリア(青)をふんだんに使っています。今年の花壇はいつもの年より半月以上早く作成できたので、いつもは暑さと湿気にやられやすいロベリアがとても上手に育ち温泉の雰囲気をかもし出しています。
ポイントを飾るちょっと珍し系の植物として、カラスバニガナ、ヘリアンセマム、シレネ、ポティンティラ、ペンステモンミスティカ、フイリアシを使用し、全27種、1090株の花を使用しています。

サル達と楽しい宴を楽しんで下さった方々
ありがとうございました。


皆さんお疲れさ〜ん! かんぱ〜い!!


孟宗竹の手造りジョッキを片手に喜びのひととき。


源泉かけ流しの岩場で遊ぶ子供たちと楽しげなお父さん。


あ〜 極楽、極楽。

インフォメーションメニューに戻る